初診の方へ
当院の受診は直接のご来院も可能です。
お電話でのご予約も受け付けしております。
お手元に健診結果や過去の検査結果、治療内容などがありましたらご持参ください。
※皮膚科は予約制ではありません

発熱外来のご案内
1週間以内に発熱、風邪症状(のどの痛み、咳、鼻水、息苦しさ、悪寒、味覚症状など)がある方は直接来院せず、事前にお電話をお願いしております。

診療のご案内
診療科目
糖尿病内科 総合内科 花粉症(アレルギー) 消化器内科 循環器内科 呼吸器内科 皮膚科 自由診療・注射 予防接種 健康診断
糖尿病内科
糖尿病は身体の中で糖のエネルギーを活用する(代謝)機能がうまくいかなくなる病です。なぜあなたの血糖は高い状態が続いてしまうのか、それによって今、身体はどのようになっているのか。ひとりひとりの生活リズムにあった血糖コントロールと健康管理の方法をご提案し、糖尿病専門医と経験豊かな各職種のスタッフが全力であなたをサポートさせていただきます。

糖尿病について
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今、日本では1年間に約50万人ずつ糖尿病の患者さんが増えています。
40歳以上の3人に1人が糖尿病といわれるほどの数なのです。
つまり糖尿病は特別な病気ではなく、我々の身近に存在し、これから更に便利で快適な世の中になっていったとき、誰もがかかりやすくなる病気なのです。
少し運動不足だったり、過去に体重が短期間に増えたことがあったり、夜遅くに食事をする生活が続いていたり、甘い飲み物を多く摂っていたり、そんなちょっとした生活習慣の乱れから発症します。糖尿病になると血糖値が高くなることは多くの方に知られています。
膵臓からでるインスリンという血糖値を下げるホルモンが足りなかったり、働きが悪くなると細胞が糖を取り込めなくなり、血液中のブドウ糖が多くなり、血糖値が高くなります。この状態が長く続いているのが糖尿病です。 -
糖尿病は厄介な病気です。そしてその最大の理由は症状がないことです。病気が始まっていることさえも気付かせない、症状がでるのはよほど血糖値が高くなった時か、合併症が進んだ時です。10年で約半数の患者さんに、20年で7~8割の患者さんに合併症の症状が出るといわれています。
症状がないために、あるいは糖尿病がどういう病気であるかを知らないために、治療を受けていない人、治療を中断してしまう人が非常に多いのです。現在、糖尿病を強く疑われる人のうち治療を受けている人は50.6%にすぎません。
この合併症を発症させることなく、あるいは進ませることなく、健康な人と変わらない日常生活を送り、健康な人と変わらない寿命を確保することが治療の目標です。もし、AさんとBさんが糖尿病だとして、Aさんは「今症状がないから、症状が出た時に治療に行けばいい」と考え治療に行かなかったとします。
Bさんは、「合併症がでるといやだから、症状はないけど、治療して良い血糖値にしておこう」と考え治療を続けていたとします。この両者が10年後あるいは20年後に同じ結果になるでしょうか。もし同じなら症状が出た時に受診すればよいでしょう。ところが糖尿病は両者の生活を大きく変えてしまう病気なのです。Aさんは合併症の症状と闘わなくてはなりません。医療費も増えてしまいます。寿命にも差が出てしまうかもしれません。Bさんは健康な人と同じ生活を変わりなく送ることができるのです。 -
糖尿病の主な合併症は、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害で、3大合併症といわれています。
糖尿病性網膜症により視覚障害を起こした人は、1年間でおよそ3,000人に上ります。
糖尿病性腎症により新規に透析導入となった患者数は、1年間でおよそ16,000人に上ります。
糖尿病患者67,000人を対象に調査した結果、47.1%の人が糖尿病神経症がありと判定され、そのうち無症候性神経障害の頻度は40.3%でした。
糖尿病があると健康な人と比べ脳卒中、虚血性心疾患などの心血管疾患を発症するリスクがおよそ3倍になります。 -
ご存知ですか?
糖尿病の患者さんの死因の一位はガンです。2位の脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)をおさえてダントツです。ごく最近の報告では糖尿病患者さんの死因の約半数がガンでした。
ですから糖尿病になったらまずガンの心配はしておくべきなのです。
当院でも毎年6月中旬より10月の期間、胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診をおこなっております。また検診の希望のある方は随時おこなっております。
普段の糖尿病の診察でガンにかかっているかどうかを知ることはできません。 1年に一回ガン検診は受けるようにしまししょう。
受診の流れ
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問診票の記入
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血液検査・尿検査
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糖尿病性末梢神経障害の
重度判定検査
動脈硬化診断 ※1
※1 動脈硬化診断 フォルム 頚動脈エコー -
診察
初診の方
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血液検査
血液検査内容:血糖値/HbA1c
その他の血液検査:総コレステロール/LDLコレステロール/HDLコレステロール/中性脂肪/肝機能/腎機能 -
診察
2回目以降の方
検査は医師の指示でおこなっております。患者様の病状によって内容に変更があります。
糖尿病の治療は良好な血糖値を長期間保っていて初めて意味をなします。
治療を継続させることが、大事なことです。糖尿病が良好にコントロールされているかどうかの病状の把握は定期的な検査が必要です。当院では原則として毎月一度血液検査を実施しています。動脈硬化診断や尿検査は医師の判断で数か月に一度おこなっていきます。
当院の指導例
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個別栄養指導・調理実習
経験豊富な管理栄養士によるそれぞれの患者さまの生活習慣を把握した上での指導や定期的に調理実習もおこなっています。食事療法を成功させるために、食品成分表を使って栄養価計算をし、24時間蓄尿検査をおこない食事療法の成果を検査データで確認します。検査データで良い結果がでれば、続けようという励みがでてきます。分からないことも丁寧に指導していきます。
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24時間畜尿検査
患者様ご自身で専用の容器にご自宅で24時間分の尿を貯めていただきます。24時間正確に貯めた尿を調べることによってその日に食べた食品のたんぱく量、塩分量を正確に知ることができます。
食事療法によって塩分制限、たんぱく制限を行いますが、本当にそれができているかを評価することは難しいことです。この24時間の蓄尿検査をすることにより、食事療法が上手にできているか知ることができます。 -
腎症予防・慢性腎臓病(CKD)
に対する食事療法に
力を入れております。慢性腎臓病の食事療法のポイントは
1.適正なエネルギー摂取
2.減塩
3.たんぱく質を調整して摂取
この3つです。
患者様それぞれの腎障害の程度、体格、年齢に合わせておこないます。
計量を含む食事記録や栄養成分計算など管理栄養士がきめ細かくサポートしていきます。 -
糖尿病療養指導
2名の糖尿療養指導士が糖尿病の治療のサポートをおこなっています。糖尿病療養指導士とは糖尿病の専門知識を有している医療従事者です。治療についてのご説明の他、インスリン注射や自己血糖測定の指導もおこないます。
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フットケア
糖尿病の患者様にとって、フットケアはとても重要なことです。糖尿病の合併症として足病変があります。重症になると足を切断しなければならないこともあります。ケアをすることで足病変の予防につながります。足の爪を切るほか、足のお手入れ方法について担当看護師がお手伝いさせていただきます
総合内科
咳、痰、のどの痛み、腹痛、めまい、貧血、甲状腺(内分泌疾患)など急性症状から生活習慣病などの慢性疾患まで幅広く対応しています。なんとなく体調が良くない、何科を受診すればいいのか分からないという方もお気軽にご相談ください。

オンライン診療での診察も可能
花粉症(アレルギー)
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となり、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの様々なアレルギー症状を引き起こす病です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。当院では症状の原因を特定するためにご希望の方は採血でアレルギー検査も行っています。(保険適用のため料金は¥6000程度)ご自身に合うお薬、治療方法を見つけて、花粉症のシーズンも気兼ねなく外出できるようにしましょう。

オンライン診療での診察も可能
消化器内科
消化器内科では食道、胃、十二指腸などの消化管と肝臓、胆道、膵臓などおなかの臓器の病気を扱います。受診される患者様は無症状の方から腹痛、胸焼け、のどの違和感、嘔吐、下痢、下血など実にさまざまな症状の方がいらっしゃいます。当院では胃カメラ(内視鏡)、ピロリ菌検査、エコー、レントゲン検査など必要に応じて精査を行い、適切な診断、治療をおこないます。

主な対象疾患
胃腸炎/胃・十二指腸潰瘍/逆流性食道炎
ヘリコバクター・ピロリ感染症
便秘症・下痢症 など
循環器内科
循環器内科では高血圧や高脂血症などの生活習慣病の管理、不整脈、動脈硬化など心臓疾患に関する病気を診察していきます。息切れ、脈拍の異変、動悸、見逃しがちな症状も循環器疾患が原因の場合がありますいつもと違う症状が起きた方は一度検査をおすすめします。胸が圧迫されている感覚や鋭い痛みを感じる方は早めに相談しましょう。

主な対象疾患
高血圧/高コレステロール/不整脈
狭心症/慢性心不全/弁膜症 など
呼吸器内科
呼吸器内科では肺、気管支、喉などの呼吸器に関する臓器の病気を診断、治療をしていきます。咳や痰が続く、息苦しい、呼吸しにくい、などの症状がある方はご相談ください。当院では睡眠中に呼吸が止まる、大きないびき、熟睡できないなどの症状がある方に、睡眠時無呼吸過眠症候群の簡易検査(SAS)も実施しております。CPAP療法など詳細はお問い合わせください。

主な対象疾患
気管支喘息/睡眠時無呼吸過眠症候群
など
皮膚科
皮膚科では湿疹、にきび、水虫、じんましん、ヘルペス、帯状疱疹、うおの目、いぼ など日常的な皮膚疾患からアトピー性皮膚炎のアレルギー皮膚疾患など様々な皮膚症状の治療に対応しています。また尋常性乾癬や膠原病などの難治性皮膚疾患についても、他院との連携により治療を進めます。皮膚にみられる症状で気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

主な検査方法
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血液(アレルギー)検査:
アトピー性皮膚炎、花粉症、じんましんのアレルギーの原因物質を検査できます
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ダーモスコピー:
ほくろの癌といわれるメラノーマか、普通のほくろかどうかを判断したり、どのような皮膚腫瘍なのかを診断する際に使用します
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真菌などの顕微鏡検査:
水虫など皮膚にいる菌を顕微鏡で確認し診断します
いぼの治療
いぼは、皮膚のウイルス感染や加齢により生じます。全身どこにもでき大人も子供もできます。治療では液体窒素療法ほか内服、外用薬などを併用することもあります。
いぼができる皮膚疾患の一例
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みずいぼ(伝染性軟属腫)
みずいぼは軟属腫ウイルスによるウイルス感染症で、お子様に多くみられます。自然に治癒することも多いですが、治癒までにかかる期間は半年から数年程度といわれています。また放っておくと増えるため、治療では患者様とご相談のうえ専用のピンセットで摘除する方法もあります。
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脂漏性角化症
加齢に伴って発症する良性の腫瘍で高齢者に多くみられます。顔、頭や全身どこにでも、初めは1.2ミリ位ですが、放っておくと少しずつ大きくなります。数も増えることがありますので早めの処置をおすすめします。
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尋常性疣贅
ウイルス感染によって引き起こされる病気です。放っておくと体の別の部位にも広がります、こちらは液体窒素療法を中心に治療します。
※液体窒素療法とは
疣贅を急速凍結し、組織を凍結壊死させる方法です。
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にきび(ざ瘡)の治療
にきびは90%以上の人が経験する身近な病気です。
皮脂が多く分泌される部位(おでこ、頬など)にできやすく、毛穴がホルモンと細菌と皮脂の相互作用によって炎症を起こす疾患です。炎症がひどいと痕が残ることもあり、患者様にとっては大きな苦痛です。
最近では治療法が進んで早期の症状から医療機関で治療できるようになりました。化粧品やスキンケアで対応しがちですがなかには間違ったスキンケアでかぶれてしまったり、にきびを悪化させたりすることもあります。正しい知識を身につけて早期の治療を心がけることが大事です。
赤いぶつぶつしたにきびや膿を持ったにきびであれば毛穴のつまりに効果がありにきびをできにくくする薬と抗生物質の飲み薬、塗り薬を組み合わせて使い、よくなった後も再発予防のためお薬を継続して服用してもらい症状に応じて医師の判断で治療をしていきます。 -
陥入爪・巻き爪の治療
陥入爪とは爪甲辺縁が爪周囲の皮膚に食い込んで、周囲組織を損傷している状態のものを言い、誤った爪の切り方が1つの原因となって生じます。巻き爪は爪甲が強く内方に彎曲し、爪床部の皮膚を挟んだ状態で狭小な履物や運動量の減少、外反母趾などに伴う足の変形と歪曲が主な原因となって生じます。また両者の合併も多く見られます。
爪変形の少ない軽度な陥入爪、巻き爪は軟膏療法やテーピング療法、簡単な爪切除などの治療をしていきます。 -
水虫の治療
水虫は白癬菌という真菌感染症です。皮膚を採取して顕微鏡で菌を確認し診断します。いろいろなタイプがあり、他の病気と似ている事があります。
最近では薬局で簡単に医療用と同じ成分の薬を買うことができます。しかしそれが水虫でなかった場合、水虫薬をつけても治らず逆に悪化する場合もあります。正しい治療をするために皮膚科専門医による診断が必要です。
治療は主に塗り薬、飲み薬を服用します。ご家族の中に、同じ水虫を持った人がいるとせっかく治療しても再発してしまいますので家族全員で水虫の治療をするようにしましょう。
自由診療・注射
自費処方
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AGA治療薬
(男性型脱毛症)
男性用:フィナステリド -
肥満治療
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ED治療薬
(勃起不全)
シアリスなど
自費注射・点滴
プラセンタ注射 (ラエンネック) |
アリナミン注射 (にんにく注射) |
ビタミンB | ビタミンC | マルチビタミン | 眠気疲労回復 (3種混合) |
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美肌促進 老化防止 疲労回復 肝機能改善 |
疲労回復 肩こり 風邪予防 血行改善 |
倦怠感回復 疲労回復 食欲不振 運動機能低下の改善 |
美白 シミ・ニキビ 色素沈着 肌荒れの改善 |
体内のビタミン不足を補い 神経や皮膚などの 諸症状を改善 |
二日酔い回復 疲労回復 頭痛の改善 |
1,100円 | 1,100円 | 注射 1,100円 | 注射 1,100円 | - | - |
- | - | 点滴 2,200円〜 | 点滴 2,200円〜 | 点滴 2,500円〜 | 点滴 2,500円〜 |
※初診の方は診察料が別途かかります。詳細はお問い合わせください。
予防接種
当院では、インフルエンザ、肺炎球菌、シングリックスなどの予防接種を行っています。
ワクチン | 費用 | 予約 |
---|---|---|
インフルエンザ | ※時期により変動 | 不要 |
肺炎球菌 (助成対象者) |
2,000円 | 不要 |
肺炎球菌(自費) | 9,750円 | 不要 |
帯状疱疹 [シングリックス (不活化ワクチン)] |
44,000円 (2回分) |
必要 |
※インフルエンザワクチンは毎年10月中旬~実施。在庫無くなり次第終了
料金については随時お知らせにて掲載します。
健康診断
個人の方や事業主様における就職前健診や住民健診を実施しています
雇用時健康診断項目:参考
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1.既往歴及び業務歴の調査
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2.自覚症状及び他覚症状の有無の検査
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3.身長、体重、腹囲、視力及び聴力(オージオ)検査
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4.胸部エックス線検査
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5.血圧の測定
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6.貧血検査(赤血球数、血色素量)
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7.肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
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8.血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
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9.空腹時随時血糖(グルコース)
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10.尿検査(尿中の糖及び蛋白の検査)
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11.心電図検査(安静時心電図検査)
オプション検査
ご希望により下記の検査が受けられます。
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・胃カメラ検査(内視鏡)
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・ピロリ菌検査
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・動脈硬化検査(血管年齢)
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・骨密度検査
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・超音波測定検査(頚動脈エコー、甲状腺エコー、心臓エコー、腹部エコー)
住民健診
長泉町・沼津市・清水町・裾野市を対象とした住民健診では下記項目を実施しています
- 特定健診
- 注意事項
- 肺がん
- 大腸がん
- ※事前に検便容器をお渡しするため来院が必要
- 前立腺がん
- 肝炎
- 胃がん
(胃カメラ) - ※事前予約が必要
※受診券が必要となりますのでご持参ください
雇用時健康診断、他オプション検査はお電話にてご予約をお願いしております。
詳細についてはお気軽にお問い合わせください